酷暑ともいえる夏がようやく過ぎたと思ったら、急に秋めいてきましたね
こういう季節の変わり目には、特に歯ぐきのトラブルを訴える方が増える傾向があります。
皆さまどうぞご自愛ください。
かく言う私もここ数日喉が痛かったりします・・
実は、幼い頃 あまり体が丈夫な方ではありませんでした。熱を出したりお腹を壊したりでよく学校を欠席していましたし、朝礼で貧血を起こしたりということもありました。
そんな私の体調を気遣ってか、多分小学校低学年の頃から、食卓にオブラートにくるまれた茶色の粉薬が出されるようになりました。
母に何かと聞くと「ニンニクよ。」
どうやら、最近はサプリメントでも売られて入る「にんにく卵黄」を手作りしていたようです。
毎日食事の前にそれを飲まねばならず、時々飲み方を失敗してオブラートが口の中で破れてしまい強烈なニンニクの匂いに涙ぐんだりした記憶があります。
どこで覚えたのかもわかりませんし、作り方を直接聞くこともしなかったのですが、多分、大量のニンニクを蒸して、つぶして、卵黄と混ぜて、小さな団子にして、乾燥させて、乾煎りして・・というようなえらい手間暇をかけていた・・んじゃないかと思います。
特に、乾煎りを(多分)しているときは、学校から帰ってくると家の近くで「あぁ、またにんにくだぁ」とわかるほどの匂いだったので、今思えばご近所にもさぞご迷惑だったろうと(笑)
そのおかげかどうか、中学に入るとすっかり丈夫になり、いつの間にか母のニンニクも食卓から姿を消しましたが、今でもちょっとした焦げ目めのついたニンニクを口にしたりするとあのオブラートにくるまれた母のニンニクを懐かしく思い出します