園子先生のひとり言

2018.02.15更新

物心ついた頃から朝食はパンでした。

小中学校の給食も、主食はほとんどパンで必ず牛乳がついていました。

それをいまさら「やめなさい!」といわれても汗・・・というのがまずタイトルを見て思った事。

牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品は体にいい から積極的にとろうとあえてパン食にしていたくらいでしたから、なんとも納得がいきません。

で、読んでみました。

パンと牛乳は今すぐ

まず、パン

材料の小麦粉に含まれるタンパク質、グルテンが体内で消化されにくく、未消化のものがアレルギーや他の疾患の原因となる可能性があるということ。

その他の添加物、砂糖は血糖値をあげるし、ベーキングパウダーは脳に有害なアルミニウムを含んでいるし、人工甘味料、着色料、化学調味料も使われているということ。

グルテンを体内で分解する途中でできるエキソルフィンはモルヒネ様物質であり、それによって幸せ感がもたらされ小麦中毒の症状を引き起こすということ。

などなど・・・

グルテンとの関係が疑われる疾患としては、

・過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎などの腸のトラブル

・自律神経失調症、頭痛、パーキンソン病、多発性硬化症など神経系の異常

・うつ、統合失調症、自閉症、認知症などの精神疾患

などなど・・

 

続いて、牛乳

牛乳に含まれるタンパク質のカゼインは消化・吸収されにくく、アレルギーや腸疾患の原因となる可能性があるということ。

本来の牛乳を製品化する過程での、加熱処理や乳牛に与えられる飼料や抗生剤、ホルモン剤などの影響で牛乳を摂取するメリットよりデメリットのほうが多くなっている、ということ。

牛乳の消化されにくいタンパク質は、血液を酸性に傾けようとするので、それを元に戻すために骨からカルシウムが血液中に溶け出ていき、かえって骨がもろくなるということ。

などなど・・・

 

う~むehe

確かに、小麦や牛乳のアレルギーのある人はいるし、グルテンをとらない「グルテンフリー」とか、カゼインをとらない「カゼインフリー」という言葉も最近よく耳にします。

パンと牛乳をやめることで

自閉症、自律神経失調症、腸の不調の改善、肥満解消、婦人科系の病気・症状の改善、うつの改善、皮膚症状の改善、花粉症の改善、などが期待できるんだそうです。

 

これだけパンと牛乳の危険性が書かれていると、さすがにちょっとやめてみようかな という気になります。

 

なので、朝食の牛乳は豆乳に、パンは豆乳おからクッキー(ダイエットの期待も込めてihi)にチェンジしてみました。

3週間以上経っていますが、この本に書かれた「体が生まれ変わる」ような感じは・・残念ながらありません。

以前は、時々無性にパンが食べたくなったりしたことがありましたが、それはなくなったかな?という程度です。

 

この手の本を読んで、いつも最後に思うのは、結局今の世の中に本当に安全な食べ物なんかもうないんじゃないかということ です。

では、どうやってわが身を守るか・・

 

完全自給自足など不可能だし、そもそもすでに空気も水も土も汚染されている可能性があります。

 

極力新鮮で、あまり加工のされていない食べ物を、同じものばかりに偏らないようにさまざまな種類を食べ過ぎに注意してとるようにする、ことぐらいでしょうか、いま思いつくのは。

あまり神経質になるのも体に悪いですよね。

結局、美味しいと思って食べるのが一番大事なことのように思いますnico

 

 

 

 

 

 

投稿者: 山本歯科診療所

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