緊急事態宣言の効果もあり、このところ新型コロナウイルスの感染者は減少傾向にありますが、まだまだ収束に向かっているとは言えない状況です
そんな中、今週からワクチンの接種が始まりました。
私は、普段コロナ感染者の治療に直接は携わっていませんが、医療従事者ということでワクチン接種の順番が比較的早くまわってくることになっています。
接種を希望する場合、各個人で申し込むようになっています。
かなり悩みました
なんせ出来立てほやほやのワクチンですから、時間の経過とともに新たな副反応が出るかもしれません。
本音を言えば、もう少し様子を見てより安全性が確認されてから接種したいところです。
しかし、ワクチンを接種した後に生じる副反応などのリスクとワクチンを接種せずにコロナウイルスに感染するリスク、後遺症などのリスクなどをよく考えて、接種を受けることにしました。
まだ、申し込みをしただけでいつどこで受けるのかは全く連絡はありません。現場の方々はさぞ対応に苦慮しておられることと推察されます。
一応国の計画では、3月中に1回目の接種があるのではないか、とは思いますが…
実際に接種したら、ご報告します
そもそも、ワクチンとはコロナウイルスが体内に入ってきた時に速やかにそれを排除するためのシステムをつかさどる抗体を体内にあらかじめ準備しておくために接種するもので、抗体がきちんとできなければワクチンを接種しても無意味になります。
本来なら、ワクチンの効果を確かめるためには接種後定期的に体内の抗体の有無を調べる必要があります。
今回の接種では、そこまでのフォローは無理なので、人によっては抗体がうまく作れなかったり、早期に抗体が消失する、などということがあるかもしれません。
出来た抗体がどの位の期間体内に留まっているのかもわかっていません。
今回たまたま、とある方から、抗体検査の簡易キットを分けていただきました。
指先から少量採血して測定するものです。
ワクチンを接種したら、試してみようと思います
こうした、簡易キットが広く出回って、抗体や抗原の検査を自宅で気軽に熱を測るような感覚で行う日々が来るかもしれませんね。