また、上下左右に分けて真ん中から順に番号
をつけて呼ぶことも多いです。
この前お話した「おやしらず」は「第3大臼
歯」といい番号は8番です。
8番から1本おいて手前の6番は「第1大臼歯」
で「6歳臼歯」ともいわれ皆さんよくご存じだ
と思います。
6番と8番の間が7番ですが、なんとなく影が
薄いような気がします

なので今回はその7番のお話を。
7番は「第2大臼歯」といい、だいたい12歳頃
生えてくるので、「12歳臼歯」とも言われます
が滅多に使われません

6番は初めて生えてくる大人の奥歯ということ
で知名度?も高く、ブラッシング指導でもよく
「6歳臼歯に丁寧にブラシをあてましょう。」
などと言われていると思います。
また、8番は生えてくるとき痛みを伴ったり
するのでこちらも知名度(悪名度?)は高い
ですよね。
ところが、この7番は6番までの永久歯が生え
そろった後に6番の奥に、わりとひっそり出て
くるので気が付かれないことが多いんです。
年齢も12歳頃ですから、保護者の方のチェック
もされなくなっていて気づいたら大きな虫歯

になっていることがあります。
なので、
本人も保護者の方も乳歯が全部抜けて永久歯
に生え変わった後も油断せずに

が出てきていないかチェックしましょうね
